チャカル 奈津子
2人のママ(7歳男の子・1歳6カ月女の子)

本業は歯科衛生士です。クリニック、総合病院の口腔外科勤務を経 て歯科衛生士専門学校で専任教員をしていました。2人目妊娠を機に退職をし、専業主婦をしていましたが現在Bright Oneの運営部として勤務しております。

過去:子育てをしながら正社員として働くことの大変さ ー教員ー

それは朝が早くて帰りが遅い。子供を朝一で登園させ、遅番の時間に迎えにいく。時にはお迎えに間に合わず、近所のママ友に迎えに行ってもらう。模試やオープンキャンパスもあるので土日祝日関係なく出勤。結局また実家に頼りながら仕事を続ける…。保育園に通うようになってからほとんど一緒に遊べず、幼馴染たちとも疎遠になっていきました。休みの日に遊んでも子供同士で「○○は知らないでしょ」とか子どもが言われたこともあったそうで、そんな話を子供から聞くと悲しい気持ちと「このままの 生活でいいのか?」という葛藤に苛まれました。しかし、やっぱり職場へ行くと仕事をする楽しさ、研修での学び、いろいろな人 たちとの出会いで充実した日々を送り 「ずっとこのまま教員でいたい」という気持ちが強くなっていきました。

そんな生活を始めて3年目でした。「退職」を決意したのはわたしの上長にあたる先輩衛生士の先生からの思いがけない一言でした。 「あ~あ、あたしには子供なんていなくてよかった。子供のために苦労するなんて絶対いや。」続けてこんなことも言われたのです。「ねぇ。 子どもを理由に仕事休まないでよ。」と。 教員の中で小さい子供がいたのはわたしともう一人だけ。半数以上が独身でお子さんがいる先生方も、もう高校生と大学生でした。 子どもが理由で休んだことなんて1,2回。保育園からの電話で早退が1回。 それ以外で休んでことがなかったのでとてもショックでした。 その言葉がきっかけとなり、ちょうど子供が1年生になるタイミングで退職をしようと決意しました。

現在:二人目の出産を機に働き方を変えたい

退職後、程なくして二人目の妊娠が発覚しました。 よいタイミングだったのかと思うと同時に、もうちょっと頑張って産休育休をもらえばよかったかなと後悔もしました。 出産後、やっぱりまた「働きたい」という意欲がでてきました。
しかし、保育園に入るのも昔とは違い子供の数が増え大変。学童も申し込んでいないし、何よりも一番悩ませてたのは俗にいう 「小1の壁」でした。 一時保育に午前中だけ下の子供を預けて上の子が下校するまでの時間に帰 宅する…。いや。そこまでして仕事をする意味はあるのか?と自問自答を繰り 返していました。

そんな時でした。PIAZZAでBright Oneの求人を偶然みつけたのです!! 「子連れ出社OK」「週1日3時間~」「チームメンバー全員ママ」 3拍子揃った夢のような求人!! すぐさま連絡をしました。このBright Oneとの出会いのおかげで、わたしは新たなワーキングママとしての第一歩を踏み出すことができました。 今まで、歯科衛生士としての社会経験しかなく、わたしの弱点は何と言ってもPC操作… 一般の社会人として致命的な弱点です。 臨床現場では一切PCで仕事をすることはなく、教員になって初めてPCで仕事をする毎日。果たして事務作業が務まるのだろうかととても不安でした。しかし、その不安も代表の谷口さんが拭ってくれ、自分のできる範囲の仕事をさせて下さるのです。 出勤日にはチームメンバーと和気あいあいと仕事をし、その他では在宅でのお仕事もさせていただいています。 出勤日や勤務時間もチームメンバーで予定を組み、自由な時間で仕事ができるのも有り難く、何よりも子育てをしていく上で、子連れで出社や在宅で仕事をさせていただける事が本当に助かっています。さらにこの会社で働けてよかったと思う一番の理由は、 「子供の熱などで急にお休みするときには『すいません』じゃなくて『仕事を代わってくれてありがとう』と言ってくださいね。」の言葉でした。 なぜなら、前職でわたしが退職を決意した一番の問題だったからです。そんな優しい気遣いのあるお話しをして下さった谷口さんにずっと付いていこうと思います。(迷惑でしたらすみません 笑) 周りも全員ママたち。迷惑をかけてもかけられても何となく安心して仕事ができる。こんな環境がとても居心地がよく、プライベートも仕事も今一番充実した毎日を送っています。

そして、Bright Oneで働いて気付いたこと。それは…「わたし歯科衛生士の仕事じゃなくて、ずっとこういう仕事をやりた かったんだ!!」ということです笑 。ウン十年歯科業界で仕事をしてきて今さら発見できた自分。 全てに感謝をし、とにかく今がとても楽しいです!!

未来: 未来のコト将来のユメ

また漠然と大きな夢を描いています。スマホ片手にPC1台で世界中どこにいても仕事をすること。きっともうそんなことを当たり前にやっている人たちは大勢いるでしょう。しかし、わたしはBright Oneで働いて初めてそのようなコトを思い始めました。谷口さんがそう思えるきっかけ、環境、仕事を与えてくれ、チャンスを与えてくれたおかげです。今自分に一番足りないのはPC操作。日々の仕事の中で多々痛感しております。PCを自由自在に使いこなすことを直近の目標に掲げ、どこにいても仕事ができる自分に日々成長していきたいと思っています。

最後に
子供たちにとってわたしは母親です。きっとこんなわたしでも、彼らにとってはかえがえのない母親なんだと思います。そんな母親としての自分は、「凛とした姿で強い女性」として写っていてほしいと願っています。そして、子供たちも世界のどこにいても強く逞しく生きていけるそんな人間に育ってほしいと願っています。